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難関校受験で自分にとって必要な講師とは?思考力・論理力を指導できる講師が必要

受験で、人気難関校や最難関校を狙う場合、

自主学習で乗り越えられる方もいらっしゃいますが、大半は講師から教えてもらう形を取ることになると思います。

もちろん、本人の努力量に負うところが多いのも事実ですが、

難関志望校合格を勝ち取ることができるのは

正しい勉強の仕方で勉強できている時だけです。

そして、この「正しい学習法」を誰に習うかが、

・目標校に届くか
・勉強時間を短縮できるか

を大きく左右します。

では、正しい学習法とは何なのでしょうか?

難関校の正しい勉強法とは

①基礎知識を習得すること
②思考力・論理力を鍛えること

です。

一見とても当たり前なのですが、

実は

①基礎知識の習得

については、

(もちろんこれも教え方によって習得具合にかなり差が出るのも事実ですが、)比較的、テキスト等も用意されていますし、②思考力・論理力を鍛えること、に比べて講師側からしても教えるハードルが、比較的低めかもしれません。

しかし、②思考力・論理力を鍛えることに関しては、教えることのできる講師は非常に限られます。

特に難関校レベルになってくると、本当にごくわずかな講師に限られているというのが、現状です。

難関校は年々、高度な思考力・論理力を要求する問題が出されています。

そのため、

・講師自身が難関校受験者であり、かつ合格者である
・年々、進化していく受験問題への研究
・わかりやすく工夫された授業

だけでなく、

講師自身が、思考力・論理力強化のための授業プログラムを編み出している必要があります。

これは、その生徒さんに合わせた思考力・論理力からスタートするため、完全オリジナルになります。

もし、その生徒さんの現状を無視して、思考力・論理力強化を始めてしまった場合、全く効果が出ません。

なぜなら、論理力・思考力は、「理解」が一番重要だからです。

理解すること=今まで習った知識をつなげていくこと、によってのみ、次の段階に進めます。

例えば

集団授業等であっても、小学校6年生初期あたりまで、公開テスト等でも成績がよかったにも関わらず、急にその後成績が低迷するのは、

この思考力・論理力を鍛えないといけない時期にも関わらず、

①基本の習得時期と同じ、暗記方式での勉強法になっているからです。

これは、難関校大学受験でも同様です。

①基本の習得時期は、ある意味、学習法も単純です。

頭に知識を叩き込む、どちらかといえば比較的単純作業です。

(もちろんこの作業はとても大切です。全ての基盤となる知識の習得なしに、次の段階である思考力・論理力の訓練はあり得ません。)

教える側も、厳しい言い方をすれば、テキスト通り口頭で説明もしくは板書をしていれば特に問題ないかもしれません。

しかし、思考力・論理力強化の時期では、生徒さんは学習法を変えなければなりません。

同じ、暗記方式では点数が全く伸びなくなります。

そのため、指導側も意識して、基礎段階から思考力・論理力強化の時期は指導法を変えていかねばなりません。

特に、この時期は、一人ひとりの段階に合わせて丁寧に指導する必要があります。

にも関わらず、残念ながら、現在の教育(受験)現場ではあまりそのことが意識されていないように思います。

ご自分で、基本の詰め込み段階の勉強法から、思考力・論理力用の勉強法に切り替えることのできるような天才的な生徒さんは、ごくわずかな印象です。

また、運よくこの思考力・論理力を指導できる講師に教わることのできた幸運な生徒さんも少数派でしょう。

大半は、思考力・論理力を鍛える必要があるにも関わらず、ひたすら詰め込み型の点数が上がりにくい勉強法を習い続けていらっしゃる印象です。

せっかくの努力と時間が報われず、成績が伸びません。

もったいないなと現場で痛感しています。

最難関校や人気受験校受験を受けられるのであれば、

もし成績が低迷している場合、

思考力・論理力をきちんと鍛えているのか、

はたまた思考力・論理力を指導できる講師に指導してもらっているのか、

見極める必要があります。

繰り返しになりますが、思考力・論理力を教えることができる講師は本当に少ないです。

思考力・論理力を教えることができ、かつ相性の良い講師を見つけておくこと、これが、もしかしたら最難関受験の必勝法かもしれません。

最難関・難関人気校受験を検討する場合は早い段階から、論理力・思考力を指導できる先生を探しましょう。

講師は「質」です。

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