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中学受験 おすすめ読書本 〜受験までに読んでおきたい本〜

今日は、中学受験おすすめ読書本を紹介したいと思います。

読みやすい語り口なので、時間があるときに是非読んでみてください。


【おすすめ読書本①】

おやじの細腕まくり
田口俊樹さん 
講談社 



2003年度・灘中で出題。

お父さん目線で描かれた、日常生活の気づきや家族への眼差しが記されています。
文章自体は優しい語り口で書かれていますが、その中で、筆者目線の鋭い切り口で問題提起されているところが印象的です。



【おすすめ読書本②】

暮らしうるおう 江戸しぐさ 
越川禮子さん 
朝日新聞社 



2002年度・灘中で出題。
わかりやすい語り口から江戸っ子文化を垣間見ることができます。
一見、遠い昔の存在に思える江戸の仕草も、意外と現代に通じるものがあるという再発見・温故知の視点で書かれています。




【おすすめ読書本③】
かのこちゃんとマドレーヌ夫人 
万城目学さん 
角川書店 



甲陽学院中 2012年で出題。

日常生活を動物から見た視点と小学生の女の子から見た視点でえがいた物語。
両者の視点が入れ替わりながら物語が進みます。
入試では人間が観察される側になっている箇所が出題されています。




【おすすめ読書本④】

鷹のように帆をあげて 
まはら三桃さん 
講談社 



親友を亡くした失意の中で亡き親友が興味を持っていた「鷹」に興味を持ちます。
やがて実際に、鷹を引き取り、飛行訓練を始めます。
手探りの中で始めた訓練ですが、次第に意思疎通ができるようになり鷹が空を飛べるまでに成長します。




【おすすめ読書本⑤】

チョウはなぜ飛ぶか
日高敏隆さん 
岩波書店 



六甲学院中等で出題されている作者さんです。
子供の頃にチョウに興味を持った筆者がどのようにチョウの通る道(通称チョウ道)を発見していき、その後チョウの研究を進めていったのかが書かれています。
岩波少年文庫に収録されているだけあって、とてもわかりやすい語り口です。

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