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受験直前期(10月・11月)の受験生にとっての注意事項【模試を受けすぎないこと】

こんにちは。

だいぶ寒くなってきましたね。
寒暖差も激しい時期なので、風邪等引かないようにしてくださいね。

さて、受験生にとってこの時期が一番大変な時期なのではないかなと思います。

自分の課題は山ほど見えてきますし、焦ったり、落ち込んだり、、、。

あと、もう少しですので、メンタルに気をつけながら、少しずつ日々のスケジュールをこなしていきましょう。

さて、そのスケジュールに関して

今日は今の受験直前時期の注意点【模試を受けすぎないこと】をお伝えできればと思います。



10月・11月は模試ラッシュですね。

普段、定期的に受けている公開テストの他に、志望校別模試、〇〇特訓模試、△△塾模試等、毎週のように模試が開催されます。

もちろん、本番に向けて全く模試を受けないというのは良くありません。

しかし、同時に受け過ぎも良くありません。

理由は2つあります。

一つ目の理由は、模試を受けすぎると勉強時間がなくなってしまうからです。

模試は少なくとも半日拘束されます。

模試はアウトプットの練習なので、インプットがその時間はできない事になります。

また、模試は体力も使います。

模試を受けた後に、さあ勉強するぞ!という気分にはなりにくいのではないでしょうか。

模試、受けたー、疲れたなー、ちょっと休憩しよう、、、と思って、少しゆっくりしていたら今日一日終わってしまった、、、

模試を受けた日は大体こんな感じで終わってしまう印象です。
(もちろん、模試を受けた後もやる気を出して勉強されている方もいらっしゃると思いますので、一概には言えませんが。)

つまり、模試を受ける日はほとんど勉強の時間が取れないと予め考えておいた方がいいでしょう。

ただ、10月・11月はうまく自分で取捨選択して模試を受けるようにしないと、毎週末のように、(下手をすると連日、)模試を受けることになってしまいます。

そうすると、貴重な土曜日・日曜日・祝日の勉強時間がないという現象が起こってしまいます。

10月・11月は過去問を解いたり、自分の未消化の勉強分野に取り組む時期です。

それができないと、12月〜1月に志望校に向けての成績が伸びません。

せっかく今まで調子良く勉強できていたのに、10月・11月に模試ばかり受けてしまって、肝心の勉強が疎かになるのは勿体無いです。

逆にいうと、少し出遅れていても、今の時期に自分の思うような勉強ができていると受験本番への逆転の可能性が見えてくるということです。

勉強時間を確保するためにも、模試は選んで、本当に必要なものだけ受けましょう。

では、本当に受けておいた方がいい模試とは?

という疑問が湧いてきますが、それは、ズバリ「志望校の問題に似た問題を出す模試」です。

(模試を受けすぎない方がいい理由の2つ目とも重なりますが)模試は本番の予行演習として受けるので、本番の問題と似通った問題でないと受けていても、あまり意味がありません。

時間の無駄遣いになってしまいます。

なるべく自分の志望校の問題に近い模試を受けましょう。

さて、模試を受けすぎない方がいい理由2つ目ですが、模試は本番の試験内容と同じとは限らない点です。

模試と聞くと、どうしても身構えてしまいます。

しかし、出題された問題をよくよく分析してみると、入試本番で出された問題と傾向が全く似ていない問題が出されたり、出題形式がそもそも違っている問題が多々あります。

というのも、入試の問題はその学校の先生が独自に作るため、学校ごとに特徴があります。

ただ、模試の出題に関しては、それらの学校の特徴を全て取り入れて作ることは、物理的な制約上、不可能です。

そのため、いろいろな学校の最大公約数的な問題になります。

もちろん、そういった模試が良くないわけではありません。

自分の基礎学力がどれくらいなのかを判定するのに役立ちます。

ただ、受験生にとって忙しいこの時期に、受けすぎることが問題だということです。

(この時期は自分の実力の判定に時間を割くのではなく、学習の追い込みに時間を割くのが合格に向けての戦略かなと思います。)

また、志望校に照準を合わせた〇〇学校模試もありますが、あくまで塾の先生が作成した問題であって、その学校の先生が作った問題ではありません。

志望校模試も塾毎に存在しますが、全部受ける必要はありません。

志望校模試も可能であれば、選んで受けた方がいいかなと思います。

模試は、学校で受ける場合もありますし、難しい場合もありますが、できれば選んで受けてください。

模試を受けすぎて、

・勉強時間が取れなかった
・疲れてしまった(or燃え尽きてしまった)
・模試の成績に一喜一憂してしまった

ということが軽減されると思います。





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