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受験国語 受験までに読んでおきたい作品

中学受験国語は、普段の読書量とテストでの点数は関連性がかなり強い印象です。

受験までに、できれば、読書好きになっておきたいところです。

お子さんが本を読むのが好きでない場合は、親御さんが読み聞かせをされるのも一つの手です。

お子さん一人で読むのが苦痛な場合でも、親御さんが読んでいるのを聞くのはそんなに辛くないというケースが多いです。

実際にご相談いただいくケースで、

お子さんがあまり本を自分で読まないというケースで上記のご提案をさせていただいたところ、

親御さんが物語を読み進めるうちに、お子さん自身が物語の続きが気になって、自分でその物語を読み進めるようになられたことが複数組ありました。

本を普段読む習慣がない、もしくは活字嫌いの場合は、もし可能であれば、親御さんも関わっていただけるとその状態から脱却しやすいかもしれません。

ある程度、本を読むのが好きもしくは本を読むのが習慣にになると、中学受験国語の基礎がためがしやすい印象です。

さて、この後は、近年、受験でよく取り上げられている作品をご紹介したいと思います。

受験までにぜひ読んでいただければと思います。


【受験国語 読んでおきたい作品①】

 君だけのシネマ
 高田由紀子さん 

甲陽学院中では、自己決定ができなくなっていた主人公が、自分が欲しいものは何かに気づいていく場面が出題。

受験との向き合い方について考えさせられる一冊。 

出題 
・甲陽学院中2019年
・海城中2019年
・岡山白陵中2019年
・帝京大学中2019年

【受験国語 読んでおきたい作品②】

リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ 
こまつあやこさん 

マレーシアからの帰国子女が主人公の物語。
日本の学校生活での戸惑う様子やその後の成長の様子が描かれている。 

出題 
・栄光学園中 2019年 
・海城中 2019年 
・成城中 2019年 
・淑徳与野中 
・鎌倉女学院中

【受験国語 読んでおきたい作品③】

うしろめたさの人類学 
松村圭一郎さん

 開成中では、日々の生活で感情の起伏を多く感じるエチオピアと、あまり感情の起伏を感じない日本の対比部分が出題。

 出題 
・開成中2019年
・豊島岡女子学園中2019年 
・サレジオ学院中2018年
・海城中2019年
・香蘭女学校中2019年
・早稲田実業学校中2019年


【受験国語 読んでおきたい作品④】

家族シアター 
辻村深月さん 

家族に関する短編集。

麻布中・甲陽学院中では「1992年の秋空」のほぼ同じ場面から問題文が出題。

主人公の気持ちの推移を把握する必要がある。 

出題 
・麻布中 2016年 
・甲陽学院中 2015年 
・六甲学院中 2019年 
・頌栄女子学院中 2019年

【受験国語 読んでおきたい作品⑤】

サーカスの夜に
小川糸さん 

食堂かたつむり、つるかめ助産院等で有名な作者さん。
『サーカスの夜に』は事情を抱える少年が憧れのサーカスの一員となり自分の居場所を見つけていく物語。難関校で多数出題。

出題 
・甲陽学院中 
・奈良教育大付属中 
・東峰大学附属東邦中


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