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中学受験 受験国語の問題文で頻出の著者

こんにちは。

読書は好きですか?

実は、中学受験の国語の問題文は、難関中学校の過去の出題作品を見ていると、同じ作者さんがよく取り上げられています。

できれば、頻出の著者の作品は読んでおきたいところです。

また中学受験の国語の成績は、読書量と比例するところもあります。

(もちろん、国語の文章の読み方もとても大切です。読み方はぜひ講師から習ってください。より成績アップにつながります。)

さて、今日は、ぜひ読んでおいていただきたい著者を紹介したいと思います。

とてもよく出題されているかたばかりですので、ぜひ読んでみてくださいね。


【受験国語の問題文で頻出の著者①】

森絵都さん 

桜蔭中では、「あしたのことば あの子がにがて」から出題されています。
人間関係で悩む女の子が「馬が合わない」関係性もあるのだと気づく場面が問題文として使われています。 

出題校 
・桜蔭中2021年 あしたのことば あの子がにがて 
・甲陽学院中2004年度 永遠の出口 
・六甲学院中2019年 子供はねむる 
・龍谷大平安中 クラスメイツ



【受験国語の問題文で頻出の著者②】

稲垣英洋さん 

桜蔭中では、本当の自分らしさの発見には自分を一面的に見る見方ではなく、多面的に見る見方が必要と説く部分が出題 

出題 

・桜蔭中 2021年 はずれ者が進化をつくる 生き物をめぐる個性の秘密
 ・武庫川女子大附中 植物はなぜ動かないのか 弱くて強い植物のはなし

【受験国語の問題文で頻出の作者③】

山極寿一さん 

元京大総長。
フィールドワークやゴリラの話がよく登場します。
語りかけるような口調の文章も見られ、読みやすい印象があります。
関東・関西地域を問わず、かなり最近頻出している著者でもあります。

 出題 
・筑波大附属駒場中2014年 ゴリラは語る 
・甲陽学院中2020年度 ゴリラからの警告「人間社会、ここがおかしい」
・報徳学園中 「サル化」する人間社会 
・高槻中 京大式 おもろい勉強法 
・金蘭千里中



【受験国語の問題文で頻出の作者④】

宮下奈都さん 

「羊と鋼の森」から頻出。
筑波大附属駒場中では、主人公が調律したピアノで、それまでとはうってかわって依頼者の青年が生き生きしてくる場面から出題されています。

出題 
・筑波大附属駒場中2018年 羊と鋼の森 
・六甲学院中2017年度 羊と鋼の森 
・高槻中2016年度 秋の森のリス

【受験国語の問題文で頻出の著者⑤】

 鷲田清一さん 

大学受験の現代文でもよく出題されますが、中学受験でも頻出。
問題文の対比構造を理解しながら読み進める必要があります。

 出題 
・開成中 2015年 大事なものは見えにくい 
・灘中 2015年度 大人の背中 
・甲陽学院中 2004年度 じぶん・この不思議な存在


【受験国語の問題文で頻出の著者⑥】

梨木香歩さん 

「西の魔女が死んだ」で有名ですね。
桜蔭中で出題の「岸辺のヤービ」はファンタジーの要素の強い物語。
ヤービという生き物が名前について考察する場面が出題。 

出題 
・桜蔭中 2016年 岸辺のヤービ 
・灘中 2011年度 水辺にて 
・甲陽学院中 2002年度 裏庭 
・頌栄女子学院中 西の魔女が死んだ

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