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疲れきらない受験生活の必要性
受験は、精神的にも、物理的にもかなりの負担がかかります。
例えば、塾通いをすると、どうしても寝るのが夜遅くなってしまいます。
そして、成績が伸び悩む時期はストレスがかかります。
またご本人様だけでなく、下手をするとご家族の方にも物理的にも精神的にも負担の大きい生活になる可能性があります。
受験生活で負担がかかることは、ある程度は致し方ないところもあるのですが、
この負担をなるべく最小限に抑えることができるかが、実は入学後の勉強生活・学校生活の「質」に大きく関わってきます。
なぜなら、受験というのは、ある意味、より良い勉強環境へのチケットに過ぎず、入ってからの勉強が勝負になってくるからです。
受験がゴールになってしまうともったいないものです。
しかし、どうしても目先の受験で疲弊し、入学後の中だるみ問題に発展してしまうケースがよく見られます。
これは本末転倒ですし、ご本人様が後々辛い思いをされるので、なるべくそうなる前に事前に手を打てることが本当に必要だと思っています。
これは私自身、中学受験、中高一貫校生活、大学受験、大学生活を送ってきた中で、周りを見回した時の実感でもあります。
家庭教師での指導や、親御様からの教育相談を現在受けていても、同様の印象がございます。
中学受験の場合、
昨今の中学受験戦争の激化(一部の超難関校の問題の難化)に伴って、かなり過酷なハードスケジュールを課されます。
小3から夜遅く(21時終わり、下手をすると22時終わりの場合)まで授業をうけ、土日はほぼ〇〇実践模試、もしくは公開テストで順位を出され、、、
それが受験終わりまで続く、、、
もしかしたら疲弊しないことの方が奇跡なのかもしれません。
ご相談いただく時は、かなりの確率で疲弊されているか、疲弊一歩手前という印象があります。
闇雲に問題集を全て解こうとしたり、講座を全部受けたりしようとするのではなく
・計算力の強化
・出題者の意図を見抜く練習
・負担が大きいようであれば、問題数を減らして、絶対いる問題を反復練習する
もし、早い段階で手を打てるならば、
・先取り学習で先行逃げ切りの受験を目指す
・塾は最下位近くのクラスであるならば転塾も視野に入れる(→常に下位クラスの弊害は自己肯定感が著しく下がってしまうことです)
そして一番の理想は、
受験する本人が受験生としての覚悟を持っているという条件で
・ポイントだけをおさえた授業と復習(→圧倒的な時短)
・規則正しい生活
・先取り学習
をなるべく早くに開始できることになります。
例え中学受験で完全に実現できなかったとしても、中高一貫校に入ったときに、この意識を持っていると勉強面に関してはかなり負担が少なくなります。
昨今、どうしても中学受験で余力を使い果たし、せっかく入った中高一貫校で本来の力を発揮できず、大学受験に響くケースも見られます。
少し矛盾した表現にはなりますが、受験だけでなく、その先の勉強人生も視野に入れた勉強の仕方ができるといいですね。
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