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受験国語 読んでおきたい頻出の著者
受験国語で出題される作品の著者は、いろんな学校で出題されています。
著名な作家さんの場合は、最新作がよく取り上げられている印象です。
受験年度は、おそらく時間的余裕がないと思いますので、できれば、比較的時間にゆとりのあるうちに、少しでも読書時間を確保できるといいですね。
では、受験国語でよく取り上げられている作者さんを紹介したいと思います。
【受験国語 頻出の著者①】
花里孝幸さん
生物学者であり、ミジンコの研究の第一人者。
新女子御三家の鴎友学園女子中ではアユ等を例に挙げ、生態系のかく乱に警鐘を鳴らした文章が出題されています。
出題
①生態系は誰のため?
獨協中 2018年
法政大第二中 2013年
函館ラサール中・東邦大付属東邦中・東京都市大付属中・巣鴨中・鴎友学園女子中 2012年
②自然はそんなにヤワじゃない
国府台女子学院中 2016年
田園調布学園中等部 2010年
【受験国語 頻出の著者②】
寺田寅彦さん
大学受験の現代文でも必読の著者ですが、中学入試でも是非とも読んでおきたい作者です。2019年雙葉中では短作文を書く問題が出題。
出題
①科学者とあたま
雙葉2019
②科学と科学者のはなし
東洋英和女学院/愛知淑徳 2013年
法政大学中2010年
慶應義塾中等部 2005年 蓑虫と蜘蛛
【受験国語 頻出の著者③】
ドリアン助川さん
「多摩川物語」では、主人公が絵を通じて出会った河川敷の男性との交流が描かれています。
出題
①プチ革命 言葉の森を育てよう
香蘭2018年
成城2017年
頌栄女子学院 2016年
②多摩川物語
東洋英和女学院 2019年
市川2018年
サレジオ学院・高槻2016年
③あん
文華女子中
【受験国語 頻出の著者③】
長田弘さん
神奈川大付属中、青山学院中では「習慣」を考察した文章が出題されています。
出題
①なつかしい時間
神奈川大附・青山学院 2015年
神戸女学院・高輪・白陵 2014年
②本という不思議
早稲田 2017年
③読書からはじまる
洛南中 2014年
早稲田実 2008年
恵泉 2006年
奈良学園 2003年
学習院女子・逗子開成・早稲田2002年
【受験国語 頻出の著者④】
有川浩さん
「阪急電車」は映画化されていましたね。関西の難関校の出題も多い印象です。頌栄女子学院では友人に起きた悲しい出来事をきっかけに主人公が猫を引き取ろうとした場面が出題されています。 海城中は複数回、有川さんの作品から出題されています。
出題
①アンマーとぼくら
海城・甲陽学院・白陵2017年
②絵本「旅猫リポート」
栄東 2015年
頌栄女子学院 2017年
③だれもが知ってる小さな国
洛南 2017年
④阪急電車
海城 2009年
【受験国語 頻出の著者⑤】
まはら三桃さん
近年、物語文で非常に取り上げられている印象があります。
桜蔭中では、中国で女性が用いた「女書」を使って親族に想いを託す場面が出題されています。
「鉄のしぶきがはねる」「たまごを持つように」などの作品は、いずれも学生の主人公が何かに熱中する主人公がえがかれています。
出題
①思いはいのり、言葉はつばさ
桜蔭 2020年
②奮闘するたすく
栄光学園・明治大付中野2018年
③たまごを持つように
白百合学園2013年
公文国際学園・専修大松戸 2011年
普連土学園 2010年
④鉄のしぶきがはねる
金城学院中 2018年
日本女子大学附属中 2012年
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